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生きたいと想って。生きたいと願って。だから生きているのだと思えるこの場所で――
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 正直な感想を述べると。
 拍子抜け、だった。
 いや、これまで自分が立たされてきたその場所こそが、異常だったのかもしれない。
 軽く首を捻り、周囲をうかがう。誰も自分に気を払う者などいない。いや、時折視線は感じはするが、それはどちらかといえばこちらを値踏みするようなもので――それもそれであまり心地よいものではないが――今まで向けられた種のものではない。
「天下の“灰かぶり”も、国外に出たら通用しないのね」
 それはそれで悔しい。
 そう思ってしまうのは、どこか間違っているような気もするが、はて。
 鬱陶しくないことはいいことだが、同時に何か物足りなくなるのも、やはりどこか間違っている気がするのだが、はてはて。
 ケープをぎゅ、と握る。何か、心許ない気がして。とはいえ、黒の薄い、肌が透けて見える素材を使ったそのケープを握りしめたところで、落ち着くはずもなかったのであるが。
 とてもお綺麗ですっ、と褒めそやす召使い三人は、現在この場にいない。立派なドレスには着替えてもらったものの、世話役はあくまで世話役。会場までは入れない。彼女たちがその事実に、いやにホッと安堵した表情をしていたのが気になるが…。
 ただ、厳密に言うならば、ミウラナは今、会場の外にいる。後はセィランを待つだけの状態で、あえて三人をこの場に残しておく必要が無かったため、戻ってもらったのだ。


「こんばんは、お嬢さん。お一人ですか?」
 一人かと訊ねながらも、男は周りに視線を走らせている。一瞬身体を強張らせたミウラナであったが、どうも彼の様子が下卑たものではなく、あくまで紳士的に一人で突っ立っている自分を案じてだと思わせるものだったため、肩の力を抜いた。
 どこかの貴族、だろうか。いや、それとももっと上か? 思わず後ずさりしたくなるほどの、気品と威圧感。逆らう気が、根こそぎ奪われるような存在感。後ろで柔らかく結ばれた長い黒髪は、彼であればスラッとした印象を強めるが、下手に誰かが真似すれば、鬱陶しさを感じさせるだろう。赤…いや、朱の色の瞳。それはひどく優しげな光を帯びている。その瞳が、ひどく印象的に映った。
「そうですね、今は。そのうち一人でなくなりますが」
 ミウラナとしては普通の切り替えしだったのだが、相手にとっては面白いものだったらしい。きょとん、と子供のように――実際彼は、自分と同じくらいか、そうでなければ年下に見える。こちらを“お嬢さん”と称すからには、それほど歳は離れているわけではないのだと思うが――目を丸くさせていたかと思えば、次にはくすくすと笑い始めた。
 ひとしきり笑った後に、彼はにこやかに笑みを浮かべた。それまでのひどく可笑しそうな顔とは違う、穏やかに、自然と浮かべられたものだ。それが営業用なのか、それとも彼の素であるのか、ミウラナには判断が付かなかった。
「すみません、笑ってしまうなど、失礼でしたね」
「お気になさらず」
 本心だった。
 少なくとも、陰でひそひそと暗く笑われるよりかは、目の前で嫌味なく笑ってもらった方が、幾分か気分がいい。
 にこりと笑えば、相手もにこりと笑みを返す。
「もしよろしければ、お連れの方がいらっしゃるまで、おしゃべりに付き合ってもらえませんか? 私も、人を待っているんです」
「あら、そうなのですか」
 この人はきっと自分とは違って、本当に“そういう意味で”大切な人と来ているのだろうな、と思う。それこそ、隣に並ぶパートナーが、自分にとって大切な存在であると主張するために。
 そう思わせるほどに、彼の瞳は、人を待っていると言った瞬間に甘い光を帯びたのだ。
 それを改めて考えた時、ミウラナはなぜだか居心地が悪くなった。
 最初から、わかっていたことではある。わかった上で、むしろわかっていたからこそ、ここに来ることを承知したのだ。だというのに、いざ目の前にして怖気づくとは。らしくない。ミウラナは軽く頭を振り、気分を入れ替えた。
「お連れの方…といいますと、奥様でしょうか?」
 見た目はほとんど変わらないが、この歳で正式に妻を娶っている者は、少なくない。目の前の青年も、その“少なくない”に含まれる人物であったようであった。
「ええ。久しぶりのパーティーだと、とても楽しみにしておりました。なにやら、古くから付き合いのある友人も参加されるそうで」
 そこまでを穏やかに言ってから、青年は眉を寄せた。
「正直に言いますと、お腹に子がいる身で、そう歩き回って欲しくはないのですが…」
 ミウラナはそうですねと相槌を打つ。
 言いながら、この歳で子供か、と思う。いや、そう珍しいことでないのはわかっている。ただ純粋に、それが自分と同年代のものに確かに訪れるものなのだと再認識し、いやに衝撃を受けたのだ。
 自分と子の組み合わせを考え、自分にはまだ早いな、と思わずにはいられなかった。
「一人目が女の子だったものですから、二人目は男の子がいいなと思っているのですが………無事に生まれてきてくれるのなら、やはりどちらでも」
 言われた言葉を反芻し、ぱちくりと目を瞬く。ということは、あれか、既に子持ちか。
 途端になんとも形容しがたい衝撃が襲い、ミウラナは口を噤んだ。
 さてどう続けたものか。彼女が内心で降参した時、抜群のタイミングで、華やかな声が上がった。
「クレイス様!」
 見れば、目の前の青年がその声にしかと反応している。声の方向を見れば、ゆったりとしたドレスの上からでも膨れているとわかるお腹を持った女性が、ゆっくりと、けれどもどことなく急いた様子でこちらに歩いてくるのが見えた。紫系統の瞳は、自身の瞳の色とよく似ているが、しかしよくよく見ると異なるものだ。逆に一目でミウラナの瑠璃色の髪とは一切異なるとわかる、そのくるりくるりとした金茶の髪は、一歩進むたびにふわふわと踊る。
 格別美人というわけではない。けれど、柔らかな顔立ちに、優しげな目元を見ると、彼女を前にした者は、自然と気が緩んでしまうに違いない。少なくとも、ミウラナは彼女にそのような魅力があると感じ取った。
 ほっそりとした白い手が、そっとお腹に添えられている。ああこの人は母なのだ、と唐突に思った。
「フィラ、そんなに急がないで。転んだら大変だよ」
「大丈夫よ。わたくし一人の命ではないと、わかっておりますもの。でも、お心遣い、感謝いたします。―――こちらの方は?」
 優しげな瞳が、こちらに向けられ、さらに優しく細まる。
「ああ、こちらは…―――失礼、名をお訊ねしておりませんでしたね。とんだ無礼をいたしました」
「いいえ、お気になさらず。私は、ルーフェイ王国から参りました、ミウラナ・スティと申します」
 名乗った瞬間、優しげな瞳が、刹那、驚きに染められた気がした。
 ただそれは、よろしくお願い致します、と軽く一礼した拍子に、見えなくなってしまった。
「私は、ツォルヴェイン王国のクレイスラティ・ヴェイン・カスターと申します。こちらは妻のフィラティアス・シャイン・ナティアです」
 名を頭の中で復唱し、げ、と思わず一言。顔に出さなかったのは、不幸中の幸いだった。
 クレイスラティ・ヴェイン・カスター。―――ツォルヴェイン王国の第59代国王の名だ。賢王だと聴く。
 驚きながらも、納得していた。なるほど、この存在感は、王にこそふさわしいものだ。
 下手なことを言う前でよかった、とそんなことを考えながら視線を泳がせれば、自分の待ち人の姿がそこにあった。どうやらまだこちらには気付いていないようである。
「セィラン様」
 小さく呼び掛ける。気付かなくてもおかしくないほどの声量だ。けれど彼は気付いた。すぐに目が合い、ぽっかりと口を開けたまま固まる。なんだというのか。
 何か変なところでもあったか、と自分の格好を改めて見直した。
 全体的に落ち着いた雰囲気を出すために、深い色を基調としている。ただし地味すぎないようにと、肩と胸元、背中が大きく開いたラメ入りの紺色のドレス。そこに、肩から肘上までを覆う、黒く透けるケープを羽織っている。髪は緩く大きく、右上に集めて結われている。装飾は白い宝玉をふんだんに使い、そこに大きな一輪の―――青い、薔薇。
 さすが、姉と召使い三人が結託しただけあって、それなりのできであった。化粧も――まだ走り回ってはいないから、たぶん今のところは、無事のはずだ。
「セィラン様?」
 再度呼び掛ければ、ぎくしゃくと彼が動き出す。
「あの…えっと……」
「あらあら、見惚れているのね。お綺麗だから、気持ちはわかりますけど」
 くすくすと笑う隣国の王の奥方に、セィランが素早く反応した。
「なっ…なっ!?」
 反応はしたが、言葉が上手く出てこないらしい。
 それにしても…“見惚れた”という判断は、どうか。確かに“それなり”に仕立てられはしたが、自分は客観的に見て“まあまあ”…格別に美しい顔立ちをしているわけではない。ましてセィランならば、普段より自分に自信がある女たちに言い寄られる身であろう。少しばかり顔のいい女なんて、見慣れているはずだ。
 小首を傾げたミウラナに、「噂どおりね」とフィラティアスが微笑む。
「噂…? 本日は、一応身なりには気を付けたつもりですが」
 埃も、付いていないはずである。かなり念入りに、召使いの三人が見てくれていたから。
「そちらの噂ではありませんよ。もちろんそちらも興味深いですが」
 ならどちらの噂か。訊ねようと口を開いたミウラナから話を掻っ攫っていったのは、セィランだった。平素の彼と比較するとそれは強引とも呼べた。
「フィラ様! そろそろ日も沈む頃です。冷たい風も吹いてきますと、お身体に障ります。どうぞ中へ」
 気遣う内容とは裏腹に、それはどこか焦った色を持っている。それに対し、そうねえ、とフィラティアスがのんきに応え、するりとクレイスラティの腕に自身の細腕を絡ませた。
「それでは、行きましょうか」
「そうですね」
 優しく見つめ合う二人に当てられないように視線を逸らせば、ちょうどセィランと視線がかち合った。
「私たちも行きましょう。外は寒い。貴女も体調を崩されたら、大変だ」
「はい。…同じように、腕を組むべきですか?」
「え? いや、その…」
「ああ、ごめんなさい。必要ないわよね」
 彼の困った表情に、すぐに自身の発言を撤回したミウラナは、軽い足取りで入口を潜り抜けようとする。右に左に、視線を泳がせたセィランは、おもむろに既に歩き始めていたミウラナの手を握った。温かいその指が、そっと彼女の指に絡まる。
 びっくりして肩越しに振り向けば、顔を赤くしたセィランが、けれどもしっかりミウラナの目を見ながら、微笑んだ。
「――これで」
 手に、少し強めの力が込められる。ミウラナも笑って、その手を握り返した。
「それから、その…」
「なんでしょう?」
 またもふよふよと視線を泳がせていたセィランは、すう、と一度ゆっくりと深呼吸をした後で、少し身体を強張らせながら言った。
「とても似合っています。綺麗…だと」
 思います、という最後の締めは、聴こえるか聴こえないかの境界線にあった。それがなにやら可笑しくて、フフッと笑ってしまう。居心地が悪そうな彼の腕を軽く引く。のろのろと足が動きだす。初めはミウラナが引っ張るような形だったが、会場に入る頃には、二人はしっかり横に並んでいた。
 入口付近に、クレイスラティとフィラティアスの姿を見つける。それをセィランに教えれば、頷いて、そちらに足を向けた。
「先程は、挨拶もせずに、失礼いたしました。セィラン・リアンドと申します。陛下のお噂はかねがね」
 生真面目な顔で一礼し、クレイスラティもそれに返す。そうすると、到底ミウラナでは理解できない難しい話が始まった。ミウラナがそっと手を離したことにも気付かぬ様子だ。
「こういう時にも少しくらい、気に掛けてほしいものですわ」
 同じように腕をそっと外したフィラティアスがくすくすと笑う。批判的な言葉の割に、表情は明るく、そんな夫の姿を優しく見守る瞳には一切の曇りがない。
 自分は彼女と同じ立場ではない。自分と彼は、友人以上の、なにものでもない。それ故、その言葉にどう返していいものか、困惑する。
「でも、生き生きとしているから、許してしまうの」
 その言葉に、ミウラナはセィランを見た。彼の表情は、いつになく輝いている。
「そうですね」
 笑い混じりに返した。あんな顔をされたら、不満なんてどうでもよくなってくる。―――もっとも、元から不満など無いようなものであったが。
 温かな笑顔を見たことで緊張がいい具合に解(ほぐ)れたようだった。ふと、先程気になっていたことを、問う。
「フィラティアス様は、セィラン様とは…」
 お知り合いなのでしょうか。そう訊こうと思った理由は、焦ったセィランから発せられた“フィラ様”という名の呼び方だ。愛称なんて、それなりの仲でないと使わない。
「古くからの友人なの。手の掛かる弟、みたいなものかしら」
 それにしても先程は相当慌てていたのね。この頃は愛称で呼んでくれないのに。
 そう続いた言葉によって、フィラティアスがなぜミウラナからそのような質問が出てきたのかはお見通しであることが察せられた。
 ふわりと髪を揺らすフィラティアスの隣に、セィランを並べてみる。…確かに、姉弟の関係になりそうな光景だった。
 フィラティアス・シャイン・ナティア。
 改めて、その名を頭に浮かべる。
 ―――数年前まで、ルーフェイ王国の王女であった、その人だ。
 さすがのミウラナでも、彼女の名と顔くらいは知っている。まさかその時は、こうして見(まみ)えたばかりか、話を交わすことになろうとは、夢にも思わなかったが。
 そこまで考え、セィランの存在の大きさを知る。自国にとっての、彼の存在感を。幼い頃から、王女と“友人関係”にあった、その事実を。そうすれば、まるで彼と話すこと自体も、夢のようなできごとに思えてくる。あながち外れてはいないのだろうが。
「ミウラナ様にとって、彼はどういった存在なのかしら」
「私にとって…ですか」
 ミウラナは一度それまで考えていたことを打ち切って、問われたことに答えた。
「…雲の上のような存在、ですね。少なくとも出会うまではそうでした」
「出会う前は? それなら、今はどうかしら」
「友人です」
 もしかすると、一方通行かもしれないけれど。でも、このパーティーの隣に並ぶ相手として、自分を選んでくれた。それほどの存在なのだという自負は、ある。
「まるで、奇跡のようですわね」
 え、と間の抜けた声を出す。
「雲の上の存在が、出会ったことによって、隣に並ぶまでに至ったんですもの」
 嫌味のない言葉は、ストンと胸に落ちる。
「でも、それは決して珍しいことではありませんのよ」
 ふわり、とフィラティアスは笑う。
「だって、奇跡ではない出会いなんて、きっとありませんもの。クレイス様が王族でなければ、わたくしは他国で生まれた彼を知ることはなかったかもしれません。セィランがルーフェイ国の宰相の子として生まれなければ、わたくしと彼の今の関係はありえなかったでしょう。そのセィランが貴女と出会わなければ、わたくしは貴女と言葉を交わす機会に恵まれませんでしたわ。―――おそらくその全てが奇跡なのだと、わたくしは思っておりますの」
 幸せそうな笑うフィラティアスの言葉を、ミウラナは不思議な面持ちで受け入れた。
「でも出会えたことが奇跡なら、そこから先は、自分で決めるものですわ。進むも下がるも、当人次第」
 フィラティアスが、静かな水面を思わす瞳で、ミウラナを見つめる。
「セィランの隣に今、ミウラナ様が立っていらっしゃるのは、お二人が決めたことですのね」
 決めた。…確かに決めた。頷いたのは自分。けれど誘われなければ、そもそも頷くことになどならなかった。だから、決めたのはセィランとミウラナ、二人だ。
 けれどそこには、その事実以上のものが込められているような気がして、ミウラナは苦笑した。この場に連れ添う意味を知らぬわけでは決してなかったが、こうして面と向かってその関係が当然であるように話を進められると、どう返すべきか、困ってしまう自分がいることも事実だ。
「わたくしは、それが嬉しいのです。あの子は――セィランは昔から、欲しいものを見ないフリをしてしまう癖があったから」
「欲しいもの…。―――あの、フィラティアス様、誤解しておられるようですが、私と彼は、あくまで友人関係です。今回のパーティーも…そう、私がどんなものか知りたくて、無理を言ってついてきただけなんです」
「あら、そうなのですか」
 フィラティアスは、微笑むばかりだ。今しがた彼女と初対面したばかりのミウラナには、それが誤解を解いたゆえの表情なのか、それともただその場限りの同意を示しただけなのか、判断がつかなかった。いや、おそらくたとえ彼女と付き合いが長くなろうとも、それを見破れないような予感がした。
「あまりミウラナ嬢を苛めてはだめだよ、フィラ」
「っ、」
 ミウラナは、王の突然の参入に驚くばかりだったが、フィラティアスは落ち着いた様子で、手を頬にあてた。
「あら、クレイス様。もうお話は済みましたの?」
「ああ、実に有意義な時間だった。ミウラナ嬢も、申し訳ないね。パートナーを長いこと独占してしまって」
「いえ…こちらこそ、最愛の奥方様を独占させていただきましたもの」
 ぺろりと小さく舌を出せば、まあ、とフィラティアスが笑った。
「それでは、セィラン殿、ミウラナ嬢、邪魔者はいいかげん退散させていただきます」
 クレイスラティの言葉が、終わりの合図だったのだろう。フィラティアスが再びその腕を絡めて、歩き出す。足取りはゆっくりだ。それはおそらく、クレイスラティが妻の身を案じて、あえてそうしているのだろうとわかるほどのものだった。
「さて、どうしましょうか」
 セィランの言葉に、そうですね…、とミウラナは少し考える。そして、そっとお腹に手を当てる。
「とりあえず、何か食べませんか。私、お腹が空きました」
 正直に明かせば、セィランはミウラナの顔を凝視した後、ふっと柔らかく笑った。
「そうですね、私もです。…少し、向こうのテーブルを回ってみましょう」
「はい!」
 思わず顔が綻ぶ。これだけ豪華なパーティーだ。並ぶ品もさぞかし美味に違いない。美味しいものは好きだ。

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